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2017/06/03 (Sat) 「いいもの」


我が家のそばに、昔から続いているかすり工房がいくつかあって、

今日と明日の二日間、かすりのお祭りが開催されています。

(↑書きかけている間に終わりました。)

わたしはかすりには興味がないけれど、

母の付き添いで行ってきました。

こんなに田舎なのにすごい人の数。

年に二回のお祭りなのですが、

高級品を信じられない破格で手に入れられる企画とあって、

遠方よりおばさまたちが徒党を組んでお見えになります。

破格といっても、普段ユニクロとか無印しか着ない(それしか買えない)わたしにとっては、

それでもある意味びっくり価格なんですけど。

藍染のTシャツですごく可愛いのがあって、

あ、これは欲しいかも、と手に取ったのですが、

六千円くらいしたかなぁ。

わたしが今着ている上下合わせてより高いやんけ。

若向けの素敵なワンピースに至っては、

わたしが5日働いてやっと買えるお値段なんだぜ。

大半はシルバー受けするお品物なので、

わたしは別に・・・という感じなのですが、

若夫婦の工房に行くと、リバティとかすりをコラボさせた、

とっても可愛いバッグや小物が置いてあるのです。

しかも、わたしみたいなのでも買える価格で!

ここの工房で出来たかすりを使って、

近所のハイセンスな作家さんたちがハンドメイドで商品を作っているのです。

でも、伝統工芸品の安売り&コラボは厳禁っていうか、

かすりは出来上がるまでの手間が相当かかることもあって、

その世界ではよろしくないことらしいのです。

一度低価格路線を出してしまうとみんなそっちに飛びついちゃって、

職人さんにきちんとした還元が出来なくなるとのことで。

だから、わたしが買える路線は、工房外の小さなテントでひっそりと売られていました。

ちなみに他の工房ではこのような商品の取り扱いはありませんでした。

若夫婦の工房ならではの企画なんでしょうね。

今はかすり工房は5軒とか6軒のお宅で続けられているようですが、

全盛期は30軒あったんだとか。

「あ、ここ工房だったんだろうなぁ」って感じの空き家がちらほら見受けられます。

現在のユーザーはほぼ高齢者。

服や小物などの既製品もそこそこ売れていたけれど、

反物を買って自分で誂えている人が多いみたいです。

その層がこの世を去ったころ、

かすりの運命ってどうなっているんだろう?

若い職人さんもいらっしゃるようですし、

若者向け商品のアピールも行われているようですが、

品物はいいと分かっていても、高くて手が出ないのが現実。

昔は普段着として着ていたのでしょうかね?

そうだったら、今みたいなびっくり価格ではなかったはず。

工房数が減って貴重になったから高くなったのかなぁ?

その辺わたしは素人なのでよくわかりませんが、

この調子だと、かすりの文化はあっという間になくなってしまいそうです。

購入して支援したいのは山々だけど、

わたしの今の収入じゃ無理だなぁ。


▽拍手お返事です▽

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  きょこ

Author:  きょこ
職業:風来坊
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未来より、過去に向かって生きている。

なんでもない日常をつらつら綴るブログです。
昔このブログで絵を描いていましたが、今は描いていません。
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