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2013/05/08 (Wed) 難しすぎるやめどき。


「ダメだってはっきり分かるまで通ってみたら?」

母がそう言い続けるのでわたしは不妊治療を始めたのでした。


さっき、テレビで高齢女性の不妊治療の特集がなされていました。

ある40代の女性は、20回以上の体外受精を経験したにもかかわらず、

それでも子供に恵まれていません。

体外受精は一回につき30~50万円の料金がかかります。

その女性はもう一千万円以上もかけていましたが、

「たとえ二千万かかったとしても、子供が欲しい」

「これでやめたら、じゃあ今まで何だったの?って思う」

「やめたら終わり、続けたら可能性がある」

そうインタビューに答えていました。


わたしの職場に、

わたしよりずっと前に不妊治療を始めているパート仲間がいました。

わたしと同い年です。

彼女は不妊治療の最終段階まで進んでいて、

かなりの治療費を払ってたようです。

それ以外にも、もう藁をもすがる思いで、

占いや縁起物に凝ったり、

体調を整えるためにジム通いや身体のメンテナンスなど、

それに掛ける思いは、職場の誰もが目を見張るほどでした。


「そこまでしなくても・・・」

「夫婦二人で仲良く暮らすのが一番だよ」

陰で口々に言うのは子持ちのパート仲間。

わたしも正直、彼女を痛々しく思っていたけど、

「(子供が)いる人たちには解らないだろうな」

と、なんとも言えない気持ちでした。


さっきの番組を見ていた人の多くは、

「そんなにしてまでも子供が欲しいの?」

って思ったでしょう。

わたしも実は思ってました。

でも、実際自分が治療に通ってみると、

番組内の女性も言っていたけど、

「やめどき」が本当に分からないのです。

中には「また頑張りましょう!次こそいけますよ」

と、45歳を過ぎると極めて妊娠が難しくなるにもかかわらず、

患者を金づるにする医者もいるとのことです。

治療中の女性たちも、

「私の頑張りが足りないからだ」

「子供が産めない自分には価値がない」

と、精神的にかなり追い詰められていました。


母は、わたしが本気で子供を欲しがっていなかったので、

冒頭のような言い方で勧めてきたんだと思います。

わたしは母と長いあいだそのことで口論を続けてきましたが、

わたしが折れるかたちで治療を始めました。

ところがいざ通い始めてみると、

「なんで自分には子供ができないんだろう?」

「あぁ、またダメだった」

「ずっとダメだったら、いつまで続けるんだろう?」

「ダメだったって報告したとき、母はどんな顔をするだろう」

「・・・またダメだった・・・」

お金はどんどん出て行くし、

薬の副作用で身体はだるいし、

小さい子を見るだけでイライラするし、

ママタレがテレビに出てきたらすぐ消すようになったし、

今まで知らなかった感情が次々と湧いてきました。

「お母さんが病院に行けとか余計なこと言うから!!」

と逆ギレして、母に八つ当たりをしたりしました。

職場にいた妊婦さんたちを避けたりもしていました。


結果、わたしは子供を授かることができましたが、

もしダメだったら、わたしは今頃どうしていただろう・・・。


話は番組に戻りますが、

そういった「女性を追い詰める治療」ではなく、

治療を始める前の段階で、

「治療したからといって、子供が出来るとは限らない」

「心身ともにボロボロになってやめるのではなく、

”やれるだけやった”と納得した上でやめることが大事」

などと、カウンセラーや心理士を巻き込んだケアも、

少しずつ始まっているそうです。

それによって心が解放された夫婦の紹介もありました。


わたしが通っていた婦人科は、

金銭面も方法も良心的ではあったのですが、

「ダメだったとき」のカウンセリングはまったくありませんでした。

わたしはダメかもしれない、と言うと、看護師さんが

「このクリニックでは46歳で妊娠されたんですよ」

と、自信を持って返答されましたが・・・。


女性をこれ以上追い詰めないためにも、

もっといろんな角度からのサポートがあればと思います。



☆拍手お返事です↓


☆ピコさん

メガネに「神主さんのモノマネやってよ!」ってリクエストしましたが、弟の前では恥ずかしくて出来ないと、頑なに断られてしまいましたw
きょうだいの前では、威厳のある兄を演じているメガネ・・・ぷぷっ。

ああ!そうですよね。
ピコさんのスタートは同居でしたよね・・・;;
義父母の目があると、なかなかお友達や自分の実家サイドは呼びづらいでしょうね。
呼んだら呼んだで義父母にあとから色々言われるのが嫌だし。
別居にこぎつけるまで大変だったとは思いますが(なかなか途中で抜けるのは難しいと聞きます)親子三人での暮らしは開放的で楽しかったでしょうね^^

ヤスオ・・・。
ほんと、なぜか「ヤスコ」は思いつきませんでしたww
無意識のうちに「男の子オーラ」を受信していたのでしょうね、わたし(笑)


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プロフィール

  きょこ

Author:  きょこ
職業:風来坊
趣味:一人でカフェ・妄想
口癖:めんどくさい
相棒:WAGONR STINGRAY X

メンタル弱し、体力なし、やる気なし。
未来より、過去に向かって生きている。

なんでもない日常をつらつら綴るブログです。
昔このブログで絵を描いていましたが、今は描いていません。
安室ちゃんと、いくえみ綾作品が好きです。

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